米SEC、ビットコインETFの再申請審査を開始

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米SECは、Cboeが先月最申請を行なったVanEck版のビットコインETFに対する「パブリック・コメント」の募集を開始し、正式にビットコインETF審査のプロセスを開始しました。

ここでは、米SECがビットコインETFの再申請審査を開始したことについて説明していきます。

VanEckビットコインETF審査開始

米SEC(証券取引委員会)は13日、Cboeが1月30日に再申請したVanEck版のビットコインETFに対する「パブリック・コメント」の募集を開始し、正式に審査のプロセスを開始すると公表しました。

SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION (Release No. 34-85119; File No. SR-CboeBZX-2019-004)

February 13, 2019

Self-Regulatory Organizations; Cboe BZX Exchange, Inc.; Notice of Filing of Proposed Rule Change to List and Trade Shares of SolidX Bitcoin Shares Issued by the VanEck SolidX Bitcoin Trust, Under BZX Rule 14.11(e)(4), Commodity-Based Trust Shares

Pursuant to Section 19(b)(1) of the Securities Exchange Act of 1934 (“Act”)1 and Rule 19b-4 thereunder,2 notice is hereby given that on January 30, 2019, Cboe BZX Exchange, Inc. (“BZX” or the “Exchange”) filed with the Securities and Exchange Commission (“Commission”) the proposed rule change as described in Items I, II, and III below, which Items have been prepared by the Exchange. The Commission is publishing this notice to solicit comments on the proposed rule change from interested persons.

出所:SEC
https://www.sec.gov/rules/sro/cboebzx/2019/34-85119.pdf

BitwiseもビットコインETFを申請

SEC(米証券取引委員会)はBitwise(ビットワイズ)がビットコインETFの審査をしたことも明らかにしました。ビットワイズは申請時に「SECの懸念を払拭する」と自信を見せており、初のビットコインETF認可を獲得できるか、注目が集まっています。

ビットワイズは、先月10日にビットコインETFを申請しています。ビットワイズは「仮想通貨価格の信頼性、仮想通貨のアービトレージ(裁定取引)の機能、仮想通貨カストディの健全さなど」SECの懸念材料について、過去1年間研究してきたと自信を見せています。

ETF申請までの流れ

SECにはまず45日以内に認可か拒否か決定をすることが求められます。もし、審査にもう少し時間が必要と判断すれば、SECは最大で240日間を審議にかけられることになります。

VanEck版ETF とBitwise版ETFの違い

VanEck版ビットコインETFの再申請にかかる審査と、Bitwise社が提供しようとするビットコインETFは次のような異なる点があります。

・VanEck版ETFは、現金決済となるが、Bitwiseでは現物ビットコインで決済する。
・Bitwiseは規制された第三者カストディサービスへ現物のビットコインを預ける。VanEckの場合は、自社の信託部門で管理する。
・BitwiseのETFがトラッキングする指数の価格形成は複数の仮想通貨取引所の市場に準拠する。VanEckはOTC基準の自社MVIS指数によるもの。

VanEck版ETFの申請は1月に正式にSECへ提出されましたが、当時SECなどの規制当局は政府の予算案の不一致による政府閉鎖が原因で、業務が30日間以上中止し、正式に連邦官報にBitwiseの申請を登録させることを遅延させる状態になっていました。

VanEck社は1月24日に、当時一月以上続いた「政府閉鎖」(Government Shutdown)を要因として、昨年からの申請を取り下げられていましたが、その翌日、米大統領が暫定予算案に署名したことにより、3週間との期間で、閉鎖が解除され、再申請を行なっています。

なお、米メディアの報道などによると、新たな政府予算案が再び大統領に承認される可能性が高いため、VanEck社のビットコインETF申請プロセスに再び障害を及ぼす可能性は低いと見られています。

まとめ

米SECは、Cboeが先月最申請を行なったVanEck版のビットコインETFに対する「パブリック・コメント」の募集を開始し、正式にビットコインETF審査のプロセスを開始しました。ここでは、米SECがビットコインETFの再申請審査を開始したことについて説明していきました。

これによって、VanEckの再申請と、Bitwiseの申請が行われています。昨年12月から一時米国政府が停止していましたが、米国のトランプ大統領は3330億ドルの政府予算案に同意し、署名しています。今回の予算は多くの政府省庁がおおよそ今年の9月まで業務の継続を可能にすることができるとみられています。

そのためビットコインETFの申請やCFTCの審査にかかっている仮想通貨取引所Bakktには、政府閉鎖による結果判断プロセスを中断される恐れはひとまず解消されたと考えられることができるようです。

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