Zaifがフィスコ仮想通貨取引所に変更、テックビューロは解散

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9月に仮想通貨流出事件が発覚した仮想通貨取引所Zaifは、11月22日に株式会社フィスコ仮想通貨取引所へ事業譲渡され、株式会社テックビューロは仮想通貨交換業の登録を廃止した上で、解散の手続を行うことが発表されました。

ここでは、Zaif事件とその経緯、顧客対応、現在のサービス内容について、お伝えしていきます。

Zaif事件とその後の流れ

仮想通貨交換業者のテックビューロが運営するZaifで67億円、顧客資産45億円がハッキングされました。

その後のZaifの仮想通貨流出の一連の流れは、次のようになっています。

9月12日 フィスコがZaifのシステムから分離・独立
9月13日 Zaif利用規約改定
9月14日 一部サービス停止、のちに不正アクセスで通貨流出が判明
9月17日 異常検知
9月18日 公式Twitterにて「お客様の資産の安全を確認」
9月20日 ハッキング公表、フィスコが支援表明
10月10日 テックビューロ解散、フィスコへ事業譲渡

この一連の流れの終止符として、フィスコは22日、テックビューロが運営していた仮想通貨取引所Zaifの事業譲渡が完了したことを発表しました。

今後は、フィスコの持分法適用会社にあたるフィスコ仮想通貨取引所(FCCE)がZaifの事業を引き継ぐことになります。そして、テックビューロは今後、仮想通貨交換業の登録を廃止した上で、解散の手続きを行います。

Zaifの顧客対応

今回のフィスコからの発表によれば、Zaifから流出した顧客の仮想通貨の補償は、11月22日までに事業譲渡に承諾したユーザーを対象に、11月末日までに利用者口座画面に反映させるとのことです。

また、入出金再開については、ほかの業務の正常化のめどが立ち次第、発表されるようです。

事業譲渡契約の締結に伴い、10月22日から11月21日までの間、Zaifの既存ユーザーに対して、フィスコ仮想通貨取引所への権利義務の承継を承諾することを求めていました承諾を得た既存ユーザーには、連絡がされています。

Zaifの現状のサービス

運営会社の変更に伴い、利用規約・重要事項説明書が改定されており、ユーザーはログイン時に同意画面が表示され、確認が必要となっています。
現在、停止中のサービス再開の具体的な日時については触れておらず、改めて発表がされるようです。
現在停止されているサービスの一覧は、次のようになっています。
・BTC,BCH,MONAの入出金
・ZAIF,XCP,BCY,SJCX,FSCC,PEPECASH,CICC,NCXCの出金
・MONAの取引および売買
・コイン積立(新規登録、引き落とし、買い付け)
・アフィリエイト(新規登録、本人確認またはコイン積立加入が条件となる報酬の発生)
・Zaif Payment
・マネパカード連携(出金&チャージ)

業務改善命令については、フィスコが継承

テックビューロが金融庁から受けた業務改善命令については、フィスコが改善計画の遂行を継続することになっています。

フィスコはZaif事業を譲り受けるにあたり、システムセキュリティの強化を実施しました。システムを構成するサーバーやネットワークの見直し・強化を進めたほか、不正アクセスを検知する仕組みの導入や、ログ情報などの各種証跡の管理・保存する機能を強化しています。

フィスコとはどんな会社?

2016年から運営している仮想通貨取引所です。フィスコは、 フィスココインなどの独自通貨があるというのが大きな特徴です。Zaifへの金融支援が発表された後、フィスココインの価格は大きく上昇しています。

日本の上場企業として、初めて市場流通向けに発行された独自通貨という事でも話題が集まっています。販売所で扱っているコインは多くないので、基本は取引所の使用がよいかもしれません。

まとめ

9月に仮想通貨流出事件が発覚した仮想通貨取引所Zaifは、11月22日に株式会社フィスコ仮想通貨取引所へ事業譲渡され、株式会社テックビューロは仮想通貨交換業の登録を廃止した上で、解散の手続を行うことが発表されました。

ここでは、Zaif事件とその経緯、顧客対応、現在のサービス内容について、お伝えしてきました。Zaifを事業譲渡されたフィスコは2016年から仮想通貨取引所を運営しています。また、独自通貨があるという特徴もあります。セキュリティも力をいれているそうなので、今回のような事件は起きないような対策をとってほしいと思います。

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